私がHSPだと気づくまで

現在HSPだと自覚して生活している方々が、自分の体質に気づいたきっかけやタイミングはさまざまだと思います。ただHSPの特性上、こころや身体に不調をかんじたり、どうしたらいいのか分からない状態がつづく中で、HSPにたどり着いたひとが多いように見うけられます。

私の場合、不調→対策→HSPだと知るという少しめずらしい流れかもしれません。今回は自己紹介をかねて、私がHSPだと気づくまでの流れをまとめます。

私とHSP

ものすごく大まかな人生の流れと、HSPとの出会いをまとめています。細かいことはいろいろあるので今後書いていきたいです。

幼少期

とてもわかりやすいHSP特有の行動をしていたエピソードがあります。

人見知りが強くて外ではおとなしい割には、幼稚園に行きたくないとぐずることは1度もなかったと母が言うとおり、幼稚園は好きでした。先生もやさしい、おともだちと遊ぶのもたのしい。

だけど毎日、一定の時間になるとひとりでトイレにこもっていました。

母の後日談によると、先生は「だいじょうぶ~?って声をかけてのぞくと(子ども用なのでドアが低い)笑顔でだいじょうぶー!と返してくれるので、連れもどさず様子をみています」と伝えてくれていたそうです。とくに問い詰めるわけでもなく、見守るという対応をしてくれていた先生と母には改めて感謝するところであります。

自分としてはみんなと遊ぶとたのしいけれど、その時間がつづくとちょっとひとりになりたいなという感覚がありました。なので「そろそろトイレ行ってくる!」くらいの軽さでトイレで充分に休憩し、「もどったよー!」とまたみんなと遊ぶだけのことでした。

ひとは好きでも、大勢の中にいるとどうしても波長を受けて疲れてしまうHSPの特性と、回復させるためにはひとりでゆっくりする時間が必要という対処法を自然におこなっていたのですね。

思春期

思春期はいちばんきつかったです(笑)多感な時期の思考や気持ちがわかってしまうというのは、ほんとうに疲れることだなおもいます。

パニック障害を対処する中で出会ったメンターとなる先生からも、「その特性で思春期は生きづらかったでしょう」と言われ、そうかあのころにかんじていた感覚の収まるところはそれだと気づき大泣きしました。分かってもらえるって本当にありがたい。

まさかのパニック障害

勉強して知識をつけた今、まったくもってまさかではないけどね!なるなる、あんな状態ならなるよ!と納得しかありません(笑)

仕事の激務、環境の変化などストレスから発作をおこし、一時は電車に乗れなくなりました。今も完全には発症前の状態ではありません。それでもうまく付き合えば、なんとかなるものです。そりゃきつい日もあるけどね!

対処法を調べてなんでも実践

調べた結果どうやら自分の不調は自律神経がおかしいようだとわかり、薬だけにたよらず認知療法を指導してくれるクリニックを探し通院。

薬でのコントロールとカウンセリングも大切だけど、それ以上に自分の体がしっかりしてないとダメだとおもい、「体と心と脳を健康にする」ということが目的のブレインヨガも始めました。これは今でもつづけていて、準1級のトレーナー資格をもっています。

そして調べれば調べるほど、脳が体におよぼす影響や心理学に興味がわき、放送大学へ入学。せっかくなら持っていなかった大学卒業資格も取りたいとおもい、全科履修生として心理と教育コースを学びました。

2017年3月に最短4年で卒業し、心理学基礎・臨床心理学基礎のエキスパート取得。現在認定心理士資格取得作業中です。仕事と学業の両立は大変なこともありましたが、周囲の支えあってこそやり遂げられたことで、ほんとうに感謝しています。

HSPとの出会い

HSPを知ったのは2年ほど前だったとおもいます。当時読んでいた娯楽系の個人ブログで単語を見かけ、気になって検索しました。アーロン博士の日本語版サイトを見て、自分の性格だと思っていたものはもっと根本的な特性だったのかー!と納得。

「私はこういうことが得意で、こういうことは苦手だから、これを選択しよう」「こうすると調子が良い」「こういう状況は負担になる」などそれまで個人で分析して生活していたことは、HSPが無理なく、そして楽しく生きていく上でいちばん重要なことだったのだなと実感できました。

おわりに

学問としての心理学、脳のしくみ、呼吸法や瞑想、食事と生活習慣など、ある程度コントロールしている私でも、やはりきついなーと落ちこんだり弱まったりすることはあります。

そしてうまく対処法を実行できなかったり、対処法があること自体に気づかず苦しいおもいをしている人がたくさんいるように感じてきました。

ひとくちにHSPやパニック障害と言っても、症状の程度や、こまり事はひとそれぞれです。だからこそ、私はこんなかんじだよ~、こういうふうに対応しているよ~と発信することも必要なのかなとおもいます。

自分自身もパニック障害と、(意識はなかったけれど)HSP特性に当事者として対応してきた中で、自分なりの実体験や対策、気持ちのもち方、考え方のコツなど、積みかさねてきたことが多くあります。

自分が笑顔ですごせている日常や気持ちを発信することで、その中のなにかしらが、もやもやを抱えている人の楽な状態にひとつでもつながるならば嬉しいなぁという気持ちでブログをはじめます。